グローバルソブリン・オープンは、今人気の投資信託です。基準価格や資金比重を考え国際投信しましょう。
グローバルソブリン(global sovereign)は、今人気の投資信託です。
国際投信投資顧問が運用しており、主要銀行・証券会社の窓口などで販売されている外国債券投資信託(国際投信)で、世界主要先進国のソブリン債券に分散投資するファンドです。毎月定期的に分配金を受け取れることで、購入者に安心感をもたらし人気を呼んでいるのがグローバルソブリン・オープン「毎月決算型」です。
このグローバルソブリン・オープン「毎月決算型」は、5.5兆円を超える(平成19年4月時点)超巨艦ファンドに成長している毎月分配型の代表ファンドです。グローバルソブリン・オープン「毎月決算型」の運用手法は、ファンドマネージャーが各国の金利、為替の動向を見ながら組み入れ比率を調整することになります。
毎月収益分配金を受けることができるのが、グローバルソブリン・オープン「毎月決算型」のメリットですね。
毎月お小遣いのように分配金が入ってくるのは確かにうれしいですが、半永久的に分配金が出るわけではありませんし、株式に比べて安全な投資方法ですが、金利や為替の動向によって投資元本を割ることなどもあることは認識しておきましょう。
グローバルソブリン・オープン「3ヵ月決算型」の運用手法は毎月決算型と同じで、グローバルソブリン・オープン マザーファンド受益証券を通じて、世界主要先進国のソブリン債券に分散投資し、リスク分散をはかった上で、長期的に安定した収益の確保と信託財産の成長を目指し、円投資家の立場から最適な国別の資産配分(カントリー・アロケーション)を行うことによりリスクの管理とリターンの追求をはかります。
毎月決算型と違う点は、3、6、9、12月の17日(休業日の場合は翌営業日)に決算を行い、収益分配方針に基づき分配を行うのがグローバルソブリン・オープン「3ヵ月決算型」です。
考慮すべき点は、グローバルソブリンの分配金には税金がかかりますので、分配金を毎月出さずに再投資すると言うことから毎月分配型よりも利益が増える点です。
グローバルソブリン・オープン「1年決算型」の運用手法毎月決算型と同じです。
毎年2月17日(休業日のときは翌営業日)に決算を行い、収益分配方針に基づき分配を行いますので、この点がグローバルソブリン・オープン「毎月決算型」「3ヵ月決算型」との違いで、分配金を毎月出さずに再投資する点から「1年決算型」の分配金がより多くなると言うことになりますね。
グローバルソブリン・オープン「毎月決算型」が向いている人は、年金生活者のように手持ちのお金から、毎月、分配金を受け取りたいという場合でしょうか。将来的な財産づくりには向いていると言えませんので、再投資するつもりなら、毎月分配型であることは税制上不利です。
分配の都度、課税されてしまうから再投資する金額が減ってしまいます。
グローバルソブリン・オープン(ファンド)は、実質的には主に国内外の公社債を投資対象としています。
基準価額は、組入有価証券等の値動きや為替相場の変動等(外国証券には為替リスクがあります。
ファンドの基準価額の変動要因としては、主に「為替変動リスク」や「金利変動リスク」等があります。)により上下しますので、投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。